実践!健康経営〜うつを出さない職場づくり〜7月号

実践!健康経営〜うつを出さない職場づくり〜7月号

知識の必要性

かながわ経済新聞読者の皆様初めまして。このコーナーを担当いたします精神保健福祉士の松岡康彦と申します。連載のスタートにあたり、読者の皆様へのメッセージを送ります。

心身ともに健康な職場は生産性が高まり、成長力溢れる企業活動には不可欠なこととなっています。
それとは逆の不健康な職場では人間関係が悪く、非効率でミスの多い職場となります。

良い職場作りで経営をすることを最近では「健康経営」とも呼ばれてます。うつ病や適応障害の方々がでる職場での比率は全国平均で1.8 %、I T関係企業では4%となっています。ただし、これは厚生労働省の調査結果であり、企業努力でうつ病、適応障害者の発生率をかなり低い数値にすることは可能です。

さらに発生してしまっても早い対処により、復職を早めることもできます。それには会社の経営者、幹部の皆様が心身ともに良い健康な職場作りについて、知識を得ておくことが肝要です。

この連載はこのことを中心に書いて、読者の皆様の企業の成長にお役立ていただきたいと考えております。紙面上とはなりますが、毎月皆様とお会いできることを楽しみにしております。

(湘南デザインCEO/産業精神保健機構理事長・松岡康彦)