産業精神保健機構概要

設立目的

地域中小企業の現場では従業員に対する十分なメンタルケアがされておらず、うつ病などの精神疾患を発症する人が増えていることを受け、中小企業によるメンタルヘルス対策を支援するため、産・学・士業で構成する「産業精神保健機構」を設立しました。

一般社団法人 産業精神保健機構の使命

メンタルヘルスケアは、職場全体で社員の皆様が、健康な時から豊富な知識を持つ必要があります。

各大企業ともに同じ現況ですが、高ストレス➡イエローカード➡うつ病罹患と、高ストレスになってからの対処に追われております。

一般社団法人産業精神保健機構では高ストレスにならない、良い職場環境作りのご支援をおこなっております。

私どもは従来のEAP(Employee Assistance Program)の考え方では限界があるとの結論から、職場の皆様と普段から積極的に接し、メンタルヘルス不調者を出さない職場にしようという、強い動機づけに基づいて日々活動を続けております。

罹患したら60%の方は一生治りません。40%の方も寛解止まりで完治ではありません。

メンタルヘルス不調者を出さないという、強い使命感をもって引き続き皆様とともに行動してまいります。

代表理事ご挨拶

人とのコミュニケーション伝達方法が、アナログからデジタル化に進むなかで、残念ながら人間関係が反比例して希薄になる方向に進んでいる現状があります。

人とのつながりや、人間関係の作り方が苦手だと話す人も増えています。

職場においても例外でなく、仕事の質や量が社会問題になっていますが、厚生労働省の職場におけるストレス調査によると、仕事の質や量でのストレスが30%なのに対して、人間関係によるストレスは50%を越えています。

ストレスはすべて悪いわけではありません。

瞬発力を発揮するには適度なストレスが必要ですし、責任をもって仕事を成し遂げることも、良い意味でのストレスがかかっていることに、よって達成できるわけです。

責任ある仕事の達成感によってストレスコーピング(対処、消化除去)されるわけです。

朝夕の挨拶での、おはよう、元気、楽しそうだね、お先に、さようなら、よい週末を、等の何げない日常会話での、言葉の交わしかた一つで人間関係によるストレス発生度は大きく変わります。

ストレスは溜め込まないことが大切です。

ストレスコーピング力を体得している人は、生き生きとしています。

このように職場環境でのメンタルヘルス対応は、よい人間関係がある職場作りをすることによって、うつ病の発生を減らすことが可能です。

良好な職場環境を作ることは、生産性を高める上でも必要なことです。

当機構はうつのない職場環境作りを、会員の皆様との情報交換と、会員相互との実際の職場研究を通して、よい職場環境作りを目指す活動を続けてまいります。

公認心理師
精神保健福祉士
松岡康彦

役員一覧

代表理事

公認心理師
精神保健福祉士
修士(学術)
松岡 康彦

専務理事

特定社会保険労務士
岩谷 房雄

特別理事

北里大学大学院教授
産業精神保健学
精神科医師・医学博士
田中 克俊

【著書等】

  • 働く人の睡眠と健康 あなたの睡眠足りてますか?~睡眠不足と睡眠障害~(監修、アスパクリエイト、2012)
  • 働く人の睡眠と健康 快眠習慣のための10の方法~ぐっすり眠りたいよりよく眠りたい~(監修、アスパクリエイト、2012)
  • 産業精神医学 精神医学テキスト(改訂第3版)(分担執筆、南江堂、2012)
  • 精神科必須薬を探る(分担執筆、中外医学社、2011)
  • 復職支援の基本的な考え方 医療従事者のための産業精神保健(分担執筆、新興医学出版社、2011)
  • 心と体の健康づくり 衛生管理 上 第Ⅰ種用(分担執筆、中央労働災害防止協会、 2010)
  • 職域におけるうつ病ケア うつ病のすべて(分担執筆、医歯薬出版、2010)他

特別顧問 議員

神奈川県議会議員  山口 美津夫
相模原市議会議員  古内 明
前神奈川県議会議員 八木 大二郎

特別顧問 大学教授

和光大学教授(心理学)
教育学博士
伊藤 武彦

【著書等】

  • トラウマケアとPTSD予防のためのグループ表現セラピーと語りのちから:国際連携専門家養成プログラム開発と苦労体験学の構築 (編著、風間書房 2016)
  • 現代社会と応用心理学5:クローズアップ「メディア」 (分担執筆、福村出版、2015)
  • 平和を創る心理学[第二版]:私とあなたと世界ぜんたいの幸福を求めて (分担執筆、ナカニシヤ出版、2014)
  • 大学生活をゆたかにする心理学:心の科学への招待 (分担執筆、福村出版、2013)
  • ポジティブ心理学再考 (分担執筆、ナカニシヤ出版、2012)
  • みんながHappyになる方法 (分担執筆、平和文化、2012)
  • コミュニティ援助への展望 (編著、角川学芸出版、2012)

特別顧問 大学教授

明治学院大学 名誉教授
博士 (教育心理学:九州大学)
臨床心理士 公認心理師
井上 孝代

【著書等】

  • 共感性を育てるカウンセリグ援助的人間関係の基礎 ( 共著 川島書店、2004)
  • カウンセリグの展望今、カウンセリグの専門性を問う (共編 ブレーン出版、2005)
  • つなぎ育てるカウンセリング多文化教育臨床の基礎 (編著 川島書店 、2007)
  • コンフリフト解決のカウンセリグ マクロ・カウンセリグの立場から (風間書房 、2012)
  • 60歳からのルネッサンスより輝きを求めて (共編 学芸社、 2013)

特別顧問 有識者

公認会計士   舟生 俊博
保健師     佐口 清美
精神保健福祉士 磯谷 悠子 (セラピスト・保健学博士)

事業内容

当法人は、産業界において精神保健へに関心を高め、その知識を広めることで、職場における労働者の心身の健康管理を支援することを目的とし、その目的に資するため次の事業を行う。

  1. 精神保健の知識の普及と啓蒙活動
  2. 快適な職場環境づくりの支援
  3. 労働者の心と体の健康づくりの支援
  4. 職場におけるメンタルヘルス対策の支援
  5. ストレスチェックの実施
  6. 成年後見人制度の普及活動
  7. 権利擁護に関する普及活動
  8. スポーツメンタルケアの啓蒙活動
  9. 前各号に附帯又は関連する事業